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軽く15禁。ソーマ×女主です
中学3年生以上の方はどうぞ!
・・・15歳じゃないけど、大丈夫、な方も(またか)
読了後の苦情は受け付けません
中学3年生以上の方はどうぞ!
・・・15歳じゃないけど、大丈夫、な方も(またか)
読了後の苦情は受け付けません
その箱に入っているのは闇です
開けたら最後、この世に降り注ぎます
最後に残るは――――
「俺に関わるな」
って言われてから結構経ちました。貴方はもうそんなことは言いませんね。でもまだ壁があるように思えるのです。私は
「『私は』、なんだろうね………」
シンプルな便箋はいつも自分の気持ちを書こうとすると、ここで止まる。そんな出せない未完成の手紙が沢山溜まっていた。
こんなどろどろした感情は恋じゃない。
生まれる前から運命が曲がってしまった彼。アラガミなんていない世界だったら、彼はたくさん愛されて育っただろう。だって、映像の母親はあんなにいとおしそうにお腹を撫でていたのだ。父親――――前支部長だって楽しみに待っていた。そんなの問題じゃない。
オラクル細胞があるからなんだというのだ。自身の体で生成できるから化け物だというのか。そんなの問題じゃない。
この感情は重い。
彼の闇を受け止めたいなんて傲慢も甚だしい。それでも側にいたいのだ。
「『好き』なんかじゃ全然足りない――――」
好きなんかじゃない
愛してる
暗闇の部屋で音楽も流さずに瞑想にふける。いや、そんな大層なものではない。ある一人の女のことを悶々と考えておいて、何をいうのだろうか。
ふ、と嘲笑するように笑った。
らしくない、なんて思わない。所詮人間は、自分がどんな人間か、本当にわかっちゃいないのだから。
「唯一わかるのは『欲望』だけ、か………」
欲は本能だとよく言ったものだ。自分がどんな時にどんな行動をするかなんてわからないが、この本能だけは忠実にわからせる。
こんなに心狂わせるのが
恋だというのか
そんなものじゃない
この感情は
狂おしいほど
愛してる
その箱を
「ぁんれ」
「……………」
お互い出会いたくない時に出会ってしまうのは、その前から同じ思考だったからこそであろう。
「こんな時間にどうしたの?」
「そりゃこっちの台詞だ。八時間睡眠が」
「いつもってわけじゃないよ~。今日は特別に眠れないだけ。んで喉乾いたから飲み物を買いにね。あ、もしかしてソーマも買いにかな?」
「………あぁ」
「それじゃ近くだけど一緒しましょう。そして先輩が奢ってくれるとなれば最高!」
サツキにしてみればただの冗談で、でも万一にでも奢ってくれるなら儲けもんだと思っていた。
「いいだろう」
だから、ソーマが少し笑いながら了解するものだから驚いて目を見開いた。しかし夜中の妙なテンションかもしれないと、ヘラリと笑うことにする。珍しいものを見た、と。
開けてしまおうか
「せっかくだから冒険してみようかな」
「なら残すなよ」
「自分のお金じゃないから残せるんじゃない」
「喉乾いてんじゃねぇのかよ」
「冒険心が勝っちゃったから仕方がない」
各々、目的の飲み物を購入し、部屋に戻るべくもなく後ろのソファに並んで座る。
「お、意外とイケる。この黒糖生クリームオレンジバナナピーチパイン梅風味飲むヨーグルト」
「胸焼けしそうだ」
「飲んでから文句言いなさいな」
まぁ飲めなさそうだけど、と意地悪く笑って飲み口をソーマにむけた。それを奪い取って驚くサツキをよそに一口を口に含んでみた――――が、
「……………」
「やっぱりね。ソーマには甘すぎだと思ったんだ。しかも若干酸っぱいし、不思議な味だからねー♪」
ソーマの喉(というか本能)は飲み込むことを拒否しているようで、なかなか処理できていないようだ。それを至極おかしそうに笑うサツキは、ソーマの手から缶を取り戻し立ち上がった。
「さて、部屋に戻ろーっと。ソーマも戻って吐いちゃえば?」
がしっ
ヒラヒラと手を振って立ち去ろうとするサツキの手首を掴む。
「な――――っん?!」
後頭部と顎を捕らえられ、上を向かされたと思ったら唇同士がくっついて、無理やり舌で口をこじ開けられた。そして生暖かいものが流れ込んでくる。押し返そうにも液体でしかも自分が下だからそんなことできるはずもなく。飲み込むしかった。
「ふ……むぁ………んんっ」
口の端から移しきれなかったジュースがこぼれているのだが、ソーマはそのままディープキスに移行していく。サツキはなにがなんやらわけがわからなくて、段々力が抜けていくのをソーマは壁に押しつけてそれでもなお続ける。膝の力も抜けて座り込みそうになるのを、サツキの両足に片足を滑り込ませ支えた。
随分長く感じたが、実際はそうでもないぐらいになって、ようやくソーマは口を離した。
「イタズラが過ぎたな」
酸欠で荒い息のサツキの口端を拭いながら微笑う。
「なん、で」
「さてな………おい、立てるか」
「立てない。逃げる気?」
「なんだ、もっとしてほしいのか」
「違っ………くもないけど!そうじゃなくてっ」
「声」
今は泣く子も黙る丑三つ時。早朝ミッションがある者もいるから、9時以降の廊下は静かにするのが暗黙の了解である。
「部屋、来るか」
夜中に男の部屋へ入ることがどんなことか、わかっていない。
「なぜ抵抗しなかった」
「今さらだね。そんなのソーマだったから嫌じゃなかったんだよ。………じゃあ逆に聞くけど、どうしてキスしたの?」
サツキの率直な返答に、自嘲気味に笑った。
「したかったからだ」
ソーマが頬に手を伸ばしてもサツキは逃げることなくじっと見つめる。
「『恋愛』とはよく言ったものだね」
こんな身を焦がすような感情が
恋というのならば
「「愛してる」」
狂ってる
もし違うのであれば、それは
愛
だというのであろうか
注約
若干狂愛ぎみに書いてみたが撃沈
オチがダメだ………
ちなみにこの話でのパンドラの箱の闇っていうのが、お互いのモヤモヤした過去とか感情で、最後に残る光が『愛』になります
注約つけないとわからないこのクオリティの低さ(苦笑)
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