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ソーマ→女主と男主→アリサ。王道ネタ
朝早く
遠くから様々な悲鳴が聞こえてきて私はほくそ笑んだ。
殺伐とした仕事場にも楽しみがないとね!
「しんっじらんない………」
鏡に映る私は、私でないみたい。
朝。体の節々が痛くて目を覚ました。
もう止まって久しい成長痛かと思って最初は気にもとめなかった。
事実、立ち上がったときに若干視線が違うような気がしたから。
ともかく朝食後すぐに任務があるから着替えなくてはならず、クローゼットを開いた。
今日は煉獄の地下街にちなんでブラッディゴシックなんかを久しぶりに着てみようなんて思って、早速トップスに腕を通した………のだけれど、なぜか前が絞まらない。
というか苦しかった。
主に、胸、が。そういえば下着もなんとなく小さくなっているような感じがして、まさか一晩で大きくなったなんてそんな馬鹿なことがあっては堪らんと、ひとまず顔を洗ってみようと洗面台の前に立ってみて上に戻る。
「わけわかんない………」
鏡で見る私は、今より十年後といったところか。
だとすると26歳。
身長は元より少し伸びて、幼さが少し残っていた肢体はスラリとしている。顔も丸みが消え、スッキリとしたものになっていた。
胸も少々寂しかったがほどよくついている。
これは嬉しい。
がしかし、困ったことに着れるものといえばいつものパーカーぐらいで、せっかく違うものを着たかったのに残念なものだ。
「あれ………これって私だけなのかなぁ?」
「わぁ、壮観だぁ」
エントランスに出ると、普段の光景にプラス10歳された人達。困惑していたり、嬉しそうだったり。嬉しそうなのは15、6歳前後。
「あっサツキ!」
「サツキさん!」
コウタとアリサがとっても嬉しそうにやってきた。
「見て見てオレの姿!かっこよくないか!?」
「コウタはそのままおっきくなっただけじゃないですか。ねぇサツキさん、私は綺麗になったと思いませんか?」
やはり体つきだけ変わっただけで精神的な年齢は変わっていない。見た目25歳なのに。
「うんうん。2人とも大人っぽくなったね」
褒めると照れて、可愛いなと思う。
「あれ、そういえばソーマとタクマは?」
「ツバキさんと一緒にサカキ博士のラボに行ったわよ」
「サクヤさん!リンドウさん!」
プラス10歳になった2人は32歳と36歳なのだが、色気が半端なく濃厚だ。美男美女にさらに拍車がかかっている。
「やっぱりサカキ博士が原因なんですか」
「あのオッサン、わざわざ頼んで配給に混ぜていたらしい。………最も頼まれたヤツは健康にいいから、なんて吹き込まれたようだがな」
「むしろ私たちは支障が出るわよね」
「主に20代の俺たちはな」
「なんでですか?」
「もう、30代にもなればだんだん体力は衰え始めっからなー」
「あなたたちも、動きずらいと思うわよ。特に戦闘時はね」
「すぐに慣れっとは思うが。なにせ体格が違いすぎるから、体の使い方も違ってくる。………まったくサカキ博士も困ったもんだ」
「あら、噂をすれば」
エレベーターからげんなりと疲れた表情をしたサカキと、叱りに行っていた三人が降りてきた。一瞬にしてエントランスが静かになる。サカキとツバキがいるから何か重大な発表でもあるのかと、静かになったわけではない。その後ろに控えているタクマとソーマにあった。
「………ありゃあ、とんでもねぇな」
リンドウが呟いたように、とんでもなかった。
タクマは快活な顔立ちに憂いを伴った(実際に疲れたような)顔をしている。ソーマもやや中性的だった顔立ちは一変し、男性の然としたものになっていた。それというのも二人の体格から青々しさが抜けて、しっかりしたものになっているからであろう。
「この薬の効果は人によって一日~二日だそうだ。それまで不便だと思うが通常通り任務にあたるように。いつも以上に気を付けるのだぞ!」
「………なんかツバキさん、いつもと変わらない?」
「そりゃあ、姉上は自炊が基本だからなぁ、っとと」
ギロリとツバキに睨まれ、慌てて口を塞ぐリンドウ。
「まぁともかくよ、あれはしっかり捕まえとかんと危ねぇなぁ」
「あれ、サツキとアリサはどうしたんだ?さっきまでいただろ?」
「う~ん、まぁそうなんだけどさ………」
まさか悔しいから着替えに行ったなんて、コウタが言えるはずもなかった。
ウキウキのアリサとは真逆にオドオドするサツキ。
いつもならサツキが引っ張る形なのだが………
「ねぇ、アリサ。恥ずかしい………」
「何言ってるんですか。いつもミニスカートはいているのに」
「だってスパッツはいてるし、場所が違うもん………うぅ。スースーするよう」
「いいじゃないですか。お揃い、嬉しいです」
「アリサはそりゃ、プロポーションいいから」
大きくもなく、小さくもなく、まさに理想体型。
(胸ばっか………)
そうこうしていて、エレベーターはエントランスに到着した。
「出発五分前!兵装もバッチリ、服もバッチリ!文句なんか言わせませんよ」
(誰が誰に文句言うのさ………)
任務に出る前から疲れているサツキであった。
ザワッ
今日一番の任務はタクマとソーマ、アリサとサツキでハガンコンゴウ四体とその他雑魚数体の討伐だ。
しかしもうすぐ出発になって、アリサとサツキが来ない。
タクマとソーマはもうすっかり準備万端でゲート前のソファで待っている。
「まだかぁ………?」
ソーマは音楽に耳を傾けて話をする気がないから、タクマは暇で暇で仕方なかった。
そもそもソーマが自ら話しかけるのはサツキぐらいだ。
だから、アリサやコウタがいないと場があまりつながらない。
勿論、会話が成り立つこともあるが、ここのところとみにソーマはサツキばかり。
それに当人は気づかないという。
「サツキは五分前になったら来るだろ」
「まぁアリサも遅刻するような奴じゃないしな」
全くこれで自覚がないとは質が悪い。
「(これはこれで面白いけどな………)っと、来たかな」
新人区画から昇ってきたエレベーターに二人が乗っているかと思って視線を向けた。向けて――――二人して固まった。
アリサはトレードマークの赤を身にまとっていた。
しかしいつもの服ではなかった。
トップスはチェリーズホルター、ボトムスはワイルドガーネット。
逆にサツキは真っ白に包まれていた。
トップスはアリストホルター、ボトムスはワイルドゾイサイト。
つまり、二人はお揃いだった。
トップスのホルターはいわゆるダメージ系のもので、あちこちわざと破けているところがある。
主に胸の辺りだとか、背中とか。
ボトムスはワイルドとあるだけ、ズボンではあるがかなり丈が短い。
太股の真ん中より更に上である。
さらに右足にはベルトが巻いてある。
それだけならよかった。
「お待たせしましたー♪」
「――――あぁ、いや、まだ時間じゃないから………」
「……………」
十年も経つとこんなに違うものなのか。
アリサはいわゆるモデル体型で、スラリとしたなかに色気がはてしない。
また色が赤で、彼女の活発な躍動感が表されている。また、肌が白いのがさらに際立っていた。
かくいうサツキはというと、全体的に引き締まっているものの出るところは出ているから、パッと見妖艶だ。
が、不安そうに眉尻を下げて幼さをかもし出し、アンバランスさがまたそれを増長させている。
またサツキも肌が白いため、儚さも兼ね備えていた。
「せっかくなので色違いのお揃いにしてみました。どうですか?」
「似合ってる、んじゃないか」
笑顔だが、若干ひくついているタクマに勘違いしたサツキがアリサに泣きつく。
「ひきつってる!やっぱり似合わないんだよぉ」
「いや、そういうんじゃなくて!」
「じゃあ、なんなの?」
「それ、は………」
口ごもるタクマに、ソーマが助け船を出した。
「時間だぞ」
「あーぁ。鈍感にもほどがありません?鈍感というか、なんというか」
「…………唐変木?」
「それです!――――やっぱり妹みたいにしか見られてないんでしょうか………」
「聞かないの?」
「聞けないですよ。怖いですもの」
「難しいねぇ…………」
索敵中に話すような内容ではないのだが、これはこれで大事なことなのである。
「悔しいなぁ………次はどの手でいきましょうか」
「…………まだやるの」
サツキにしてみれば、誰を対象にしていいのやら。
「ソーマに決まってるじゃないですか」
「女の子は行動力があるよなぁ」
「テメェはいくつだ」
「外見28、中身18だ」
「…………」
爽やかな笑みで答える姿は、もし第三者がいたら黄色い声があがったことだろう。これでアリサの気持ちにもソーマの感情にも気づいて知っているというから、詐欺である。
「いやでもホント、女の子は化けるよなぁ。どうよ、ソーマ?あれじゃあ引く手数多だ。鈍感ときてるし、誰かに先越されるぞー?」
「………テメェは他人ばかりだな」
「そーでもないぜ?」
「一年以内に手に入れてやるよ」
ニヤリ
実は一番の腹黒男に、ソーマはため息をついた。
遠くから様々な悲鳴が聞こえてきて私はほくそ笑んだ。
殺伐とした仕事場にも楽しみがないとね!
「しんっじらんない………」
鏡に映る私は、私でないみたい。
朝。体の節々が痛くて目を覚ました。
もう止まって久しい成長痛かと思って最初は気にもとめなかった。
事実、立ち上がったときに若干視線が違うような気がしたから。
ともかく朝食後すぐに任務があるから着替えなくてはならず、クローゼットを開いた。
今日は煉獄の地下街にちなんでブラッディゴシックなんかを久しぶりに着てみようなんて思って、早速トップスに腕を通した………のだけれど、なぜか前が絞まらない。
というか苦しかった。
主に、胸、が。そういえば下着もなんとなく小さくなっているような感じがして、まさか一晩で大きくなったなんてそんな馬鹿なことがあっては堪らんと、ひとまず顔を洗ってみようと洗面台の前に立ってみて上に戻る。
「わけわかんない………」
鏡で見る私は、今より十年後といったところか。
だとすると26歳。
身長は元より少し伸びて、幼さが少し残っていた肢体はスラリとしている。顔も丸みが消え、スッキリとしたものになっていた。
胸も少々寂しかったがほどよくついている。
これは嬉しい。
がしかし、困ったことに着れるものといえばいつものパーカーぐらいで、せっかく違うものを着たかったのに残念なものだ。
「あれ………これって私だけなのかなぁ?」
「わぁ、壮観だぁ」
エントランスに出ると、普段の光景にプラス10歳された人達。困惑していたり、嬉しそうだったり。嬉しそうなのは15、6歳前後。
「あっサツキ!」
「サツキさん!」
コウタとアリサがとっても嬉しそうにやってきた。
「見て見てオレの姿!かっこよくないか!?」
「コウタはそのままおっきくなっただけじゃないですか。ねぇサツキさん、私は綺麗になったと思いませんか?」
やはり体つきだけ変わっただけで精神的な年齢は変わっていない。見た目25歳なのに。
「うんうん。2人とも大人っぽくなったね」
褒めると照れて、可愛いなと思う。
「あれ、そういえばソーマとタクマは?」
「ツバキさんと一緒にサカキ博士のラボに行ったわよ」
「サクヤさん!リンドウさん!」
プラス10歳になった2人は32歳と36歳なのだが、色気が半端なく濃厚だ。美男美女にさらに拍車がかかっている。
「やっぱりサカキ博士が原因なんですか」
「あのオッサン、わざわざ頼んで配給に混ぜていたらしい。………最も頼まれたヤツは健康にいいから、なんて吹き込まれたようだがな」
「むしろ私たちは支障が出るわよね」
「主に20代の俺たちはな」
「なんでですか?」
「もう、30代にもなればだんだん体力は衰え始めっからなー」
「あなたたちも、動きずらいと思うわよ。特に戦闘時はね」
「すぐに慣れっとは思うが。なにせ体格が違いすぎるから、体の使い方も違ってくる。………まったくサカキ博士も困ったもんだ」
「あら、噂をすれば」
エレベーターからげんなりと疲れた表情をしたサカキと、叱りに行っていた三人が降りてきた。一瞬にしてエントランスが静かになる。サカキとツバキがいるから何か重大な発表でもあるのかと、静かになったわけではない。その後ろに控えているタクマとソーマにあった。
「………ありゃあ、とんでもねぇな」
リンドウが呟いたように、とんでもなかった。
タクマは快活な顔立ちに憂いを伴った(実際に疲れたような)顔をしている。ソーマもやや中性的だった顔立ちは一変し、男性の然としたものになっていた。それというのも二人の体格から青々しさが抜けて、しっかりしたものになっているからであろう。
「この薬の効果は人によって一日~二日だそうだ。それまで不便だと思うが通常通り任務にあたるように。いつも以上に気を付けるのだぞ!」
「………なんかツバキさん、いつもと変わらない?」
「そりゃあ、姉上は自炊が基本だからなぁ、っとと」
ギロリとツバキに睨まれ、慌てて口を塞ぐリンドウ。
「まぁともかくよ、あれはしっかり捕まえとかんと危ねぇなぁ」
「あれ、サツキとアリサはどうしたんだ?さっきまでいただろ?」
「う~ん、まぁそうなんだけどさ………」
まさか悔しいから着替えに行ったなんて、コウタが言えるはずもなかった。
ウキウキのアリサとは真逆にオドオドするサツキ。
いつもならサツキが引っ張る形なのだが………
「ねぇ、アリサ。恥ずかしい………」
「何言ってるんですか。いつもミニスカートはいているのに」
「だってスパッツはいてるし、場所が違うもん………うぅ。スースーするよう」
「いいじゃないですか。お揃い、嬉しいです」
「アリサはそりゃ、プロポーションいいから」
大きくもなく、小さくもなく、まさに理想体型。
(胸ばっか………)
そうこうしていて、エレベーターはエントランスに到着した。
「出発五分前!兵装もバッチリ、服もバッチリ!文句なんか言わせませんよ」
(誰が誰に文句言うのさ………)
任務に出る前から疲れているサツキであった。
ザワッ
今日一番の任務はタクマとソーマ、アリサとサツキでハガンコンゴウ四体とその他雑魚数体の討伐だ。
しかしもうすぐ出発になって、アリサとサツキが来ない。
タクマとソーマはもうすっかり準備万端でゲート前のソファで待っている。
「まだかぁ………?」
ソーマは音楽に耳を傾けて話をする気がないから、タクマは暇で暇で仕方なかった。
そもそもソーマが自ら話しかけるのはサツキぐらいだ。
だから、アリサやコウタがいないと場があまりつながらない。
勿論、会話が成り立つこともあるが、ここのところとみにソーマはサツキばかり。
それに当人は気づかないという。
「サツキは五分前になったら来るだろ」
「まぁアリサも遅刻するような奴じゃないしな」
全くこれで自覚がないとは質が悪い。
「(これはこれで面白いけどな………)っと、来たかな」
新人区画から昇ってきたエレベーターに二人が乗っているかと思って視線を向けた。向けて――――二人して固まった。
アリサはトレードマークの赤を身にまとっていた。
しかしいつもの服ではなかった。
トップスはチェリーズホルター、ボトムスはワイルドガーネット。
逆にサツキは真っ白に包まれていた。
トップスはアリストホルター、ボトムスはワイルドゾイサイト。
つまり、二人はお揃いだった。
トップスのホルターはいわゆるダメージ系のもので、あちこちわざと破けているところがある。
主に胸の辺りだとか、背中とか。
ボトムスはワイルドとあるだけ、ズボンではあるがかなり丈が短い。
太股の真ん中より更に上である。
さらに右足にはベルトが巻いてある。
それだけならよかった。
「お待たせしましたー♪」
「――――あぁ、いや、まだ時間じゃないから………」
「……………」
十年も経つとこんなに違うものなのか。
アリサはいわゆるモデル体型で、スラリとしたなかに色気がはてしない。
また色が赤で、彼女の活発な躍動感が表されている。また、肌が白いのがさらに際立っていた。
かくいうサツキはというと、全体的に引き締まっているものの出るところは出ているから、パッと見妖艶だ。
が、不安そうに眉尻を下げて幼さをかもし出し、アンバランスさがまたそれを増長させている。
またサツキも肌が白いため、儚さも兼ね備えていた。
「せっかくなので色違いのお揃いにしてみました。どうですか?」
「似合ってる、んじゃないか」
笑顔だが、若干ひくついているタクマに勘違いしたサツキがアリサに泣きつく。
「ひきつってる!やっぱり似合わないんだよぉ」
「いや、そういうんじゃなくて!」
「じゃあ、なんなの?」
「それ、は………」
口ごもるタクマに、ソーマが助け船を出した。
「時間だぞ」
「あーぁ。鈍感にもほどがありません?鈍感というか、なんというか」
「…………唐変木?」
「それです!――――やっぱり妹みたいにしか見られてないんでしょうか………」
「聞かないの?」
「聞けないですよ。怖いですもの」
「難しいねぇ…………」
索敵中に話すような内容ではないのだが、これはこれで大事なことなのである。
「悔しいなぁ………次はどの手でいきましょうか」
「…………まだやるの」
サツキにしてみれば、誰を対象にしていいのやら。
「ソーマに決まってるじゃないですか」
「女の子は行動力があるよなぁ」
「テメェはいくつだ」
「外見28、中身18だ」
「…………」
爽やかな笑みで答える姿は、もし第三者がいたら黄色い声があがったことだろう。これでアリサの気持ちにもソーマの感情にも気づいて知っているというから、詐欺である。
「いやでもホント、女の子は化けるよなぁ。どうよ、ソーマ?あれじゃあ引く手数多だ。鈍感ときてるし、誰かに先越されるぞー?」
「………テメェは他人ばかりだな」
「そーでもないぜ?」
「一年以内に手に入れてやるよ」
ニヤリ
実は一番の腹黒男に、ソーマはため息をついた。
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